完全未経験から始めるAPEX : PS4

オンゲ・バトロワ・FPS全て未経験の50代でも大丈夫

APEX初心者が必ず陥る罠

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「なんか流行ってるみたいだし好きな◯◯(芸能人やYouTuber)もハマってるしFPSやったことないけどやってみようっと!」と、こんな感じでAPEX始める方も多いと思います。私の周りにもけっこういました。

が。

「APEXでFPS初体験」って方は「APEXの楽しさを理解する前に」辞めてしまうことがあります。なぜか。自分もそうだったのですがFPSに対する誤解というか幻想みたいなものが原因になっていると思うんですよね。

例えば「料理まったくやったことない人」って「料理上手な人って適当なレシピと調味料で何も資料見ないでパパッと魔法のように美味しい料理作るんでしょ?」みたいに考えている方が多いんです。当然そんなことはあるはずもなく、料理できる人ほど事前に調べてレシピを揃え、調味料なんかも全部計って調理しているワケです。

こういう幻想は「FPS未経験者」も抱きがちです。「APEXって撃ちまくって敵を殲滅していくゲームでしょ?」「上手な人は弱い装備でも勝てるんでしょ?」みたいな。

今回はそういう「FPS未経験者がAPEXを始めるにあたって解いておくべき誤解」について書いていきたいと思います。

エイムを猛練習「すべきではない」

一番はこれ。FPS未経験者なら誰しもが「は?」と思ったかもしれませんが、始めたての方はエイム練習はほどほどにすべきです。まして左右に動きながら発砲する「レレレ撃ち」の練習など「まったく必要ない」です。「なんで?FPSって撃ち合うゲームだろ?」わかります。私も最初はそうでした。しかしですね、多くのFPSというのは

「不利ポジにいる敵を一方的にしばき倒す」というゲームなんです。「当てにくい敵に頑張って当てる」のではなく「当たる敵だけ撃つ」のが理想なんです。

猛練習してエイムが上達した初心者がどうなるか?当然実戦で試したくなりますよね?そうするとよく言われる「バカ凸」という状態になります。戦況を考えず敵に突っ込んでいく(そして死ぬ)プレイヤーですね。初心者のうちは「自分の弾は当たらないが敵の弾は必ず喰らう」くらいに思って行動した方が安全です。

もちろんエイム上手いに越したことはないので時間がある方は訓練所に籠もればいいのですが時間が有限の方は「APEXに於いて有利/不利な条件とは何か?」ということを動画等で学んだ方が懸命でしょう。

キルクリップは見ても「意味がない」

例えば3タテ(1人で3人倒す)とか凄まじいキャラコンで敵を翻弄させて倒した、とかの動画ですが見てもまったく意味がないです。ああいうのは野球のファインプレイ集のような娯楽映像ですので見ても上手くならないどころか、見続けていると自分が上手くなったような錯覚を起こしかねません。

また「撃ち合いに勝つにはこうしろ!」「弱い人は◯◯をしている!」等の動画も一見役に立ちそうですがあまり内容のある動画はありません。麻雀する人だったらわかると思いますがこれ「何を切る?」ってのに似てるんです。その時の順位や点差などによって切る牌は変わりますよね。APEXでも「こうすれば撃ち合いに勝てる!」なんて定石はあるはずもなく、その時の状況や順位、もっと言うとキャラやマップによっても戦闘の内容は変わるんです。

じゃあどういう動画を見るべきなのかと言うと必ず「ジャンプから順位決定まで一戦まるごと解説している動画」もしくは生配信のアーカイブなどですね。まず「どうすれば戦闘に勝てるか?」と考えるのを止めて「どういう状況なら戦闘すべき(退くべき)か?」を考えるクセをつけましょう。また自分が野良ソロ(他人2名と組む)場合はフルパーティの動画は避けるべきでしょう。

戦闘後に休憩「してはいけない」

頑張って敵部隊を殲滅させたあと、つい飲み物などに手を出してしまう気持ちはわかります。しかしこれ、絶対にやってはいけない行為なんです。

FPSに於いて戦闘勝利直後はアーマー等の回復がまだ終わっていない自部隊を狙っている敵、いわゆる「漁夫」に襲われやすい最も危険な状態となり、APEXでは特にその傾向が強いと言われています。少し卑怯な印象があり運営もあまり好ましく思っていないという旨の発言をしていてそれなりの対策もしてはいますが、未だAPEXは「漁夫ゲー」などと言われています。

とは言え漁夫も高度なテクを要する戦術の一つであり、常に発砲音のする方向に移動し次々に漁夫を繰り返す上級者もいます。そういうプレイヤーとマッチしたときのためにも漁夫ムーブの知識や対策については学んでおいた方がいいでしょう。

戦闘後にリラックスしたい気持ちもわかりますが最低でも敵のデスボックスからアーマーを抜き、体力を回復するまでは周囲への警戒を怠らないようにしましょう。

 

ブラッドハウンドは初心者向け「ではない」

「APEX 初心者向けキャラ」で検索するとほとんどのサイトで「ブラッドハウンド」をおすすめされます。某サイトのアンケートでは実に50%近くのプレイヤーがブラハは初心者向けキャラだと回答しています。

当サイトでは何度も記事にしていますが「ブラッドハウンドは初心者向けではありません」

他サイトにおける初心者向けだという根拠は「簡単に敵をスキャンできて部隊に貢献できる」というのがほとんどです。中には「バンバン索敵してチームに貢献しよう!」等、かなりいい加減な記述もあります。

上級者フルパの動画などを見るとブラハをピックしているプレイヤーはVCで「スキャン入れる?」とか味方から「こっちスキャン入れてみて」と言われる等、スキャン前に連携をとっていることが多いです。つまりスキャンはかなりリスキーな行動だということです。

前述の漁夫ムーブ時はもちろん迂闊にスキャンすべきではないですし、戦闘中はスキャンしまくらなければなりません。戦闘勝利後も漁夫警戒で怪しい方向をスキャンしなければなりません。

「ウルトはほぼ近接戦闘特化」「パッシブでヤバい痕跡を見つけたら味方に報告」「スキャンも叫び声を伴うウルトもほぼ敵に自部隊の場所がバレる」これでは初心者向けキャラとしておすすめするのは正直厳しいかと思います。

様々な情報に惑わされないようにしましょう

世の中には「APEXで稼いでいる」という方が大勢いまして、そういう人たちは情報発信して注目を集めていないと生きていけないわけです。そうするとですね、表現がどんどん過剰になっていくんですね。

YouTubeで「APEX 解説」と検索すると出るわ出るわよくこんないい加減なこと言えるなぁと。「最強構成はこれだ!」「絶対勝てる!」「見るだけで勝てるようになる!」「対面勝てない人は見ろ!」まぁこの辺のワードを含む動画は見てもほとんど意味ないですね。

アプデ直後にめちゃくちゃ強い武器やキャラが爆誕する場合が稀にありますがすぐに調整が入るのでAPEX配信者がよく使う「これぶっ壊れ(強すぎ)だろwww」とか言うのも無視していいです。


APEXで「自分が最強になって敵をなぎ倒す」のは不可能ですし、相手は人ですので「こうすればパターン化して勝てる」などということもあり得ません。その時々の戦況を踏まえた行動を取らないと絶対に勝てないのです。

でも楽しい。

APEXには「勝てなくてもやめられない」魅力があります。

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